社会貢献を目指すブログ♪

みんなの役に立ちたいな!^ ^

ストレスからくる病気とその対策8選

ストレス社会と言われる現代では、ストレスが原因で様々な病気が起こると言われている。

身体に症状が現れたら、ペースダウンして、心身を休める必要がある。

自分にとって適度なストレスを知り、上手に付き合いながら、ハリのある健康な暮らしを手に入れよう。

 

自律神経失調症

頭痛、耳鳴り、肩こり、腹痛、腰痛、不眠、動悸、息切れ、食欲不振、便秘、下痢、手足の痺れなど、様々な症状が現れ、病院で診てもらっても内臓などに異常は見当たらないのに、症状は治らず、次々にあちこち症状が出てくる。

自律神経とは、心臓、胃腸など、内臓の働きを自然に調節している神経。脳の視床下部が司っている。

視床下部は、ポジティブやネガティブなど感情を認知する部位で、受けた刺激に応じて、自律神経系統に適応するよう命令をする。

つまり、心身のバランスの乱れを調整する働きをするのが視床下部であり、ストレスが多すぎれば、自律神経も乱れてしまう。

また、視床下部は、ホルモン系統、免疫系統や、食欲中枢、性欲中枢も司っている。

ホルモン系統が崩れると婦人科系の病気に、免疫系統が崩れると風邪やアレルギーが出やすくなる。食欲や性欲の障害となって現れるケースもある。

ストレスからホルモン系統が崩れ、連鎖的に自律神経のバランスが崩れることも多く、実に様々なストレス病が自律神経と関連している。

〜対策〜

治療には、ホルモン剤精神安定剤などが使われるが、一番は食事や睡眠など、生活リズムを整えることが大切だ。

自分の生活をチェックし、ダイエットや不規則な生活、過度なストレスなど、原因と考えられるストレスを軽減するよう努める。

また、自分なりのストレス解消法を見つけ、気分転換を図り、心身をリラックスさせよう。

 

☆胃炎・胃潰瘍

胃は、ストレスの影響を強く受ける器官だ。心配事があると食欲不振や胃痛が起こる人は多いだろう。

ストレス状態が慢性的に続いたり、極度のストレスにさらされると、自律神経が乱れ、胃酸の分泌のバランスも崩れる。

結果、自分で出す胃酸で、自分の胃壁が溶かされ、炎症を起こしたり、傷ができたりする。これが胃炎・胃潰瘍だ。

症状は、みぞおちが痛む、空腹時に痛む、胃が重い、ムカムカする、胸焼け、げっぷ、吐き気、食欲不振など。さらに、潰瘍から出血が始まると、吐血、血便。

〜対策〜

胃の不調が続くなら、病院で検査しよう。治療内容は、薬の服用や食事法など。手術の場合もある。

しかし、一度治ったとしても、生活習慣を改善しなければ、再発を繰り返すことになる。そのうち、ガン化する恐れもある。

規則正しい生活とストレス軽減が第一。食習慣も改める。辛いもの、カフェイン、炭酸などの刺激物は避け、タバコも控える。また、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品は胃壁を守ってくれる。

 

過敏性腸症候群

胃腸に特に異常はなく、悪いものを食べたわけでもないのに、突然、下痢に襲われる病気。

症状は、激しい腹痛、腸内のガスが溜まる、お腹が鳴る、オナラやげっぷが出る、下痢と便秘を繰り返すなど。

原因は、精神的ストレスからくる自律神経の乱れ。腸の一部が痙攣し、食べたものを十分に消化・吸収しきれないまま便が押し出されてしまう。また、痙攣した腸の上部に便が残ると便秘になる。

〜対策〜

腸の働きを調整する薬などもあるが、自律神経を整えなければ、十分な効果は得がたい。ストレス軽減、解消に努めよう。また、トイレは行きたい時に行くこと。

 

☆過食と拒食、摂食障害

過食と拒食を繰り返したり、過食だけ、拒食だけの場合もある。

特に拒食の場合、本人は異常だと思っていないことが多く、栄養失調や内臓疾患や無月経を引き起こしたり、ひどい時には生命に関わるケースもある。

満たされない心の叫びが、異常な食行動になって現れると考えられる。親との関係、職場での人間関係、恋人との関係などが影響しやすい。

〜対策〜

カウンセリングなどで、心のわだかまりの原因を探すことが重要。わだかまりを解き、自分が愛されていると実感できる相手を見出し、自信を持てれば、自ずと摂食障害は解消される。

 

不眠症

不眠症には3つのパターンがある。

1つは熟眠障害。眠りが浅く、熟睡した感じが得られない状態。

2つ目は入眠障害。なかなか寝付けない状態。

3つ目は覚醒障害。起きるべき時間になっても起きられなかったり、早朝に目が覚めてしまう状態。

周囲が騒がしいなどの環境が原因の場合と、緊張や心配などストレスが原因の場合がある。

このような状態が続くと、体がだるく、昼間の生活も辛くなる。

〜対策〜

睡眠導入剤の服用もあるが、寝る前にぬるめの風呂に浸かったり、音楽を聴くなど、リラックスした時間を設けよう。

 

鬱病

気分が暗く、人付き合いが嫌になる。だるくて、朝、布団から出られない。よく眠れず、眠りが浅い。食欲がない。疲れやすく、何をやっても楽しくない。気が散りやすい。このように心身が全体的にネガティブな状態。

特に精神面にスランプ状態が現れるのが鬱病。反対に、本人に落ち込んでいる自覚がないのに、頭痛、腹痛、吐き気、胸の圧迫感など、体の症状が強く出る仮面鬱病もある。

仮面鬱病の場合、体の症状に隠れたストレスを見逃すと、いくら体を治療しても効果が出ない。

〜対策〜

抗うつ剤精神安定剤の服用、並行してカウンセリングを受けよう。

 

円形脱毛症☆

痛みも痒みもなく、突然、毛髪が円形に抜け落ちてしまう病気。十円玉くらいの大きさで1箇所というケースが多い。数カ所抜けたり、生え際に沿って抜けたり、眉毛やまつ毛、陰毛などが抜けることもある。

原因は免疫機能が過剰に働き、必要な体毛まで排除してしまうこと。免疫系統を司る視床下部はストレスと密接に関わるので、ストレスの影響は大きいと言える。

〜対策〜

皮膚科で飲み薬と塗り薬を貰い、併用する。強いストレスが考えられる場合は、カウンセリングを受ける。日常では、患部を清潔にし、バランスの良い食生活を心がけよう。

 

☆めまい☆

めまいには、様々な原因が考えられる。

周囲のものがグルグルと回る回転性のめまいは、内耳の平衡感覚器の異常によって起こることが多く、中耳炎、内耳炎、脳血液循環障害が考えられる。

吐き気、頭痛、耳鳴りを伴うなら、メニエール病の可能性あり。ストレス、疲労、睡眠不足から起こる。

命に関わる重大な病気ではないが、発作が起きたら、まず楽な姿勢で安静にしてから、耳鼻科や神経科を受診しよう。

また、船の甲板にいるようなクラクラと揺れるめまいは、低血圧や脳貧血の場合と、過労や自律神経失調症からくる中枢神経のトラブルが考えられる。

運動不足や不規則な食生活もめまいの原因になる。

頻繁に起こるようなら、早めに医師に相談しよう。

☆必要な成分を補給し、心身をポジティブに☆