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体調の自己管理の基礎知識〜身体の異常8選〜

痛みや異常は病気のサイン。普段から自分の身体の正常な状態を知り、異常が出たら、すぐに気が付くよう心がけよう。

どんな症状が出たら、どんな病気が考えられるのか。何科の病院に行けばよいのか。簡単な点検項目をあげてみる。

 

☆顔まわりの異常☆

顔色が青白いのは、貧血や痔や月経など、体のどこかで出血している時。

黄色っぽい時は肝機能障害が疑われる。

むくみは、月経や更年期障害など、ホルモンに関係することが多いが、尿タンパクが大量に出るネフローゼ症候群の場合も。

これらは内科または婦人科を受診。

目やにがひどく、まぶたの裏が充血するのは結膜炎。眼科を受診。

まぶたの裏が白っぽいのは貧血。唇も白っぽくなる。内科を受診。

激しい運動後、唇や爪が紫色になるのは、心臓に先天性の異常がある場合も。内科か循環器科を受診。

口角がヒビ割れるのは、ビタミンB不足。ひどい時は内科、皮膚科、または歯科を受診。

 

☆胸痛動悸☆

胸痛、息切れしやすい、安静時に動悸、不整脈などの症状は、心臓の病気の可能性あり。

心臓や血管、リンパ系の病気は循環器内科を受診。

締め付けられるような痛みや、重苦しい痛みは、すぐに病院へ。

チクチクと痛む時は、心臓神経症の場合がある。

ストレスが原因のことが多いので、心療内科や内科を受診。

せき、たん、発熱が伴う場合は、肺の病気の可能性あり。また、貧血で胸が痛む場合も。

その場合は内科を受診。

肋骨に沿った痛み、呼吸、せき、くしゃみをすると痛みが強くなるのは、神経痛や肋骨の骨折が考えられる。

骨や神経の異常を扱う整形外科を受診。

熱が出て、帯状に発しんが出てきて水疱になり、胸の神経に沿って痛むのは帯状疱しん。

内科か皮膚科を受診。

 

☆腹痛☆

腹痛の中でも、手術が必要なものは外科。

右下腹部の痛み、発熱、吐き気を伴う虫垂炎

また、みぞおちから突然激しく痛み、高熱が出るのは、穿孔の疑い。

おへそから腹全体が傷んだり、楽になったりして、お腹ぎ膨らんでくるのは、腸閉塞や腸捻転

外科を受診。

女性の場合、下腹部の痛みは婦人科系の病気の場合が多い。

それ以外の腹痛はほぼ内科を受診。

 

☆吐き気☆

吐き気、嘔吐のある病気は、ほぼ胃腸など内臓の病気で内科を受診。

慢性的な吐き気と腹痛に、お腹のはり、吐いたものから便の匂いがする時は腸閉塞の疑い。

すぐ外科を受診。

女性の場合、胃の辺りのムカムカは、妊娠の可能性あり。

生理が遅れているようなら、婦人科を受診。

吐き気に、頭痛やめまいが伴う時は、脳の病気の可能性あり。手足の麻痺、意識障害、痙攣、高熱などの症状も。

その場合は、すぐ脳外科を受診。

難聴、耳鳴りが伴う時はメニエール病の可能性あり。

耳鼻科を受診。

 

☆頭痛☆

横になった時に、疼くようにひどく痛むのは脳腫瘍。

突然、激しい頭痛と吐き気が起こり、手足が麻痺したり、モノが二重に見えるのはくも膜下出血

脳外科を受診。

突然、高熱を伴うのは日本脳炎

首が硬直して手足を動かすと痛むのは髄膜炎の可能性あり。

鼻づまり、せきがあるならインフルエンザ。

肩こり、めまい、息切れ、耳鳴りを伴うのは高血圧の症状。

これらは内科を受診。

頭が重く、鼻が詰まったり、鼻汁がでるのは、鼻の病気。

耳鼻科を受診。

目がかすんだり、目の奥が痛むなら、眼精疲労緑内障の可能性あり。

眼科を受診。

 

☆発熱☆

発熱は体が病気と闘っているサイン。様々な病気が考えられるが、とりあえず内科を受診。

のどが腫れ、痛みがあるのは急性扁桃炎やインフルエンザ。

食欲がなく、だるく、吐き気、嘔吐があるのはウイルス性肝炎。

頭痛、痙攣、意識障害があるのは脳炎、流行性髄膜炎

血尿、頭痛、腰痛を伴うのは腎盂腎炎。

食欲がなく、だるく、歯茎から出血したり貧血の症状があるのは急性白血病

これらは38℃以上の高熱を伴う。

せき、たんが出て、のどが痛むのは風邪や気管支炎、肺炎。

体がだるく、食欲がないのは肺結核や肝炎の可能性あり。

37℃〜38℃くらいの熱を伴う。

 

☆尿の異常☆

尿の異常で最も多いのは膀胱炎。雑菌が尿道から入り、炎症を起こす病気。

排尿の終わりに痛みがある、残尿感がある、頻尿で量が少ない、血が混じる、尿が濁る、などの症状がある。

排尿の初めに痛みがあり、血が混じり、膿が出るのは尿道炎。放っておくと膀胱にまで炎症が広がる。

膀胱炎の症状が1〜2日あった後、突然高熱が出て、腰痛を伴うのは急性腎盂腎炎。排尿時に痛みがあり、血も混じる。

これらの病気は全て関連している。

泌尿器科、内科、もしくは婦人科を受診。

尿の量が増え、とても喉が乾く、疲れやすい、痩せてくる、デキモノが治りにくい、などは糖尿病の症状。

尿の量が減り、顔がむくみ、尿に血が混じるのは、腎炎や尿路結石。

これらは内科を受診。

 

☆便の異常☆

便の異常は大きく分けて、下痢と血便。

どちらも胃腸の疾患に関わるので、内科を受診。

激しい腹痛があり、水のような便が出るのは潰瘍性大腸炎

腹痛があり、便に粘液が混じるのは、急性腸炎

吐き気、腹痛を伴うのはコレラなどの感染症の可能性あり。

下痢と便秘を繰り返し、便のまわりに黒ずんだ粘液状の血がついているのは、大腸がんや大腸ポリープの疑い。

便が黒ずんで、胸焼けや空腹時にみぞおちが痛むのは、胃・十二指腸潰瘍の疑い。

ストレスが原因で、下痢と便秘を繰り返したり、下腹部が痛むこともある。過敏性腸症候群心療内科を受診。

便に血が混じる場合でも、赤い鮮血なら、痔の可能性が高い。

その場合は外科か肛門科を受診。

もはや腸活は健康維持の基本。毎日の青汁は非常に効果的だ。